2019年5月28日火曜日

気分が視線を変えるが、視線は気分を変えなかったので


写真はTwitterにも出したもので、池袋駅の改札のところにある「ランチパックcafe」というランチパックの専門店の写真です。もう2か月も毎日歩いている場所なのに、きょうはじめてここにあると気づいて写真に撮りました。

朝夕でちがう改札を使っているので、ここを通るのはまいにち学校が終わった後ということになります。毎週ちがう訓練をしているのですが、今週やっている訓練はこのブログを書くように文章を書く訓練で、こういう仕事があるならぜひやりたいという作業で、だから気分がとても明るく、すると学校が終わったあとの視線も上がって「ランチパックcafe」に気づいた、ということでしょう。

だから逆に、視線をあげたら気分も自然と明るくなるんだよ、という本も以前読んだことがあって、前の会社にいた時実践したこともありましたが、視線をあげただけで気分が明るくなるなら精神科なんかいりませんよね。田中にはまったく効果がなく、仕事を辞めていま発達障害者の職業訓練を受けています。

自己分析の森を探査中の田中、きょうは2冊読み終わりましたので報告をやります。まず1冊目は辻秀一『スポーツドクターが教える一瞬で心を「切り替える」技術』。心がゆらいだときに「フロー」に切り替えるために、手帳を活用するというアイデアがぱらっと立ち読みした時にわかったので購入しました。

毎日なにかを書くことで、心の状態を把握して、落とさない、そういう方法を見つけたいと田中は思っているところなので、もしかしてこの本なんじゃないかと思って買ったのですが、どうも田中には合わないようです。たとえば会議中でも好きな食べ物のことを思い出すとそれだけで気持ちはよくなると。それは事実なんでしょう。でも、だから手帳に「お好み焼き」と書くんだというのです。この本にあるように手帳を使ってみようとしたんですが、それをやりはじめると手帳が手帳じゃなくなってしまう。精神のための手帳を一冊持っていても構わないのですが、一冊でも足らない。定型が示されておらず例がたくさんあるだけだから、どこをどうマネしたらいいかわからないのです。

会議で無駄話が多くてテンションが下がる時に、とりあえず笑ったり深呼吸をしてやりすごそうというのは、視線をあげる方式でちょっと信じがたくはありますが、しかし無駄話でテンションが下がるという事例があるのだと、田中もそうなんだよと思って、それはよかったです。

2冊目、『ロジカルプレゼンテーション就活面接グループディスカッション対策』。田中が学校でやっていることは、会社の労働のままごとだと、そういう説明を受けてやっているのですが、しかし職場でこんなことほんとにやるけえ、と思ってやっていたのですが、この本を読んだら、学校でやっていることはグループディスカッションなんやわ、とわかりました。

田中はおじさんで、新卒のように会社の面接でグループディスカッションなんかやらないでしょうが、いま学校では毎日毎日、ちがうグループディスカッションをやって訓練しているのだと、田中の学校の様子を知りたい人にはそういうふうに説明できるとわかりました。

志望動機をはじめとする面接定番の質問に答えるための準備が書き込み式で大変使いやすいです。田中はブックオフで3年前のやつを安く買って使っています。やっぱりいわゆる「就活」をやると、田中の精神は安定するようです。じゃあ仕事についても田中は一生就活しつづければよいのでしょうか。そうではなく、いまのように本を読み漁るのでもなく、たとえば日記のような感じで、精神を安定させる方法をさがしています。よいのんを知っている人は、田中に連絡をしてやってください。

 

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