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2019年8月3日土曜日

貧困と運動と精神と


お金がない。来週、ハローワークの失業認定日があり、入金は再来週だ。再来週は障害年金の支給もある。そこまでの辛抱だ。来週は障害者雇用に向けての実習を受ける。もうこの企業に雇ってもらい、お金の苦労から逃れたい。それが本音の本音である。

お金がないと、お金を使えないのだから、出かける必要もない。出かければ、お金がいる。だから出かけない。そういう貧困と精神停滞の素朴な関係は見逃せない。お金があればあったで、過激に浪費をする癖もあるから、一生お金に惑わされるのかと思うと、気が重くなるのだが、それでもお金はないよりは、あったほうがよい。

きょうも一度出かけるまでには、ずいぶん時間がかかった。図書館に行き本を読むことに、お金はかからない。しかし、それをやると、喫茶店に寄りたくなり、そもそも電車に乗る必要もあり、お金がかかる。学校に行くための定期券が切れ、新しい定期券を買うまとまったお金はない。お金がないのだから家にいるべきなのか、しかし家にいると精神が停滞してしまう。という悩み。

しかし東京都日野市に送る書類を作るためには、失業保険関係の書類をコピーして添付する必要があり、出かけることになった。必ず10円は出費の発生する外出だった。コピーを取り、図書館で本を返して、書棚のあいだを歩いていたら、ふと手に取った小説が面白くて、借りてきてしまった。とても分厚い。しかし語り口が軽妙で、読み始めたら止まらなくなった。閉館までではとても読み切れず、いま読む時間があるか、と迷いつつも、やはりこの本を読むと、どうも精神の調子が良くなるだろうと、さいきんさまざまなコストに関する判断基準を、精神、にとることがふつうになった。これも、発達障害の学校に通った大きな収穫である。

スポーツジムには行かなくなってしまい、ジムを解約すべきなのかもしれないが、お金がなくても解約をしてしまうことが精神を沈ませると思って、ムダ金を払い続けている。家を出ると精神がよくなるのには、運動する、ということもきっと関係している。夕方、日差しが弱くなってから、高幡不動→南平の一駅を歩いて帰ることを習慣にしてから、精神状態がすこぶるよい。きょうも歩いて帰ってきた。

これでは運動が足りないと思うから、またジムに行けるようにしたい。ジムに行っていたころは朝早く起きて行っていたのだが、発達障害の薬が強い時期になって、起きられなくなっていかなくなってしまった。いままた薬の影響が減っている。起きれる。しかし面倒だ。近日中に、というのは、次の仕事が始まる前、つまりはいまの学校に通っているうちに、スポーツジムの習慣を復活させたい。

2019年6月16日日曜日

2車単4-2―場外で、ネットで、駅のホームで―

今週は書類選考の結果をひたすら待ち、結局なんの返答もありませんでした。日曜日、失業者の障害者のおじさんも、たまには息を抜かねばつぶれてしまいますので、きょうは久々の競輪の日としまして、1万円を自由に使いましょうとしましたが、夕方、手元にお金が6000円も余っています。最終レースを当てたわけでもないのに。


それは昔なら考えられないことです。いままでならば、勢いに任せてカネをぶちこみ毎回破産し、お金が無くなることに醍醐味を感じていたところがありました。そういう生き方はやめようということなのでしょう。決勝戦を観戦して、元気が出てきました。中川誠一郎が勝ちました。


きょうは立川競輪場に競輪観戦に出かけました。今年のあたまに立川記念競輪の本場観戦をして以来なのではないでしょうか。前回は自家用車で来ましたが、いまはもうクルマを売っぱらってしまいましたので、きょうは公共交通機関で行きました。家の目の前の京王線南平駅、ここから隣の高幡不動駅で多摩モノレールにのりかえます。立川北駅で降りますと、伊勢丹のところから競輪場行の無料バスが出ています。


きょうの決勝戦は第70回高松宮記念杯競輪、GⅠ(ジーワン)という年に数回の大きな大会の決勝戦でしたが、その決勝戦は大阪の岸和田競輪場で行われており、立川競輪場は場外車券売り場のひとつということで、やや閑散としていました。いまどき競輪なんてネットで見たほうが快適で、場外に行くなんて暇つぶし以外のなにものでもないのかもしれません。しかし、家でパソコンに向かっているより、場外に出かけたほうが気分がよいだろうと思って、出かけました。


競輪場のデザインセンスはいかにも古めかしく、若い人もきっと楽しめると思うのですが、宣伝の仕方がへたくそなんでしょうか。老後までに2000万円貯金しないといけないらしいので、競輪なんかにつぎ込むマネーもないのかもしれません。田中は2000万円も貯めるのはあきらめています。


きょうは2レースから買いはじめて、当たったのは4レースだけでした。2車単4-2なんて縁起の悪い番号で当てたのははじめてです。ふつうはこういう番号は当たらないように番組が編成されるものだと理解していますが、きょうはなんだか、4稲毛健太は南潤の番手だし、2吉澤純平が絡んでくるだろうという、まっとうな予想に4-2が当てはまっており、4-2だわと思いながら買いましたが、当たりました。


お昼過ぎ7レースまで買いましたが、これしか当たらないので、食堂でカツカレーを食べました。当たらないといっても、きょうはどのレースもいい線までは当たっており、許せる範囲の外れしかなくて、気持ちはクリーンでした。太田竜馬くんが来ることは当たりだし、山崎賢人は案の定すえが甘いし、古性くんも地元で最後に勝ったし、大枠はみんな当たりです。お金がもらえないだけで。


カツカレーを食べたら、家に帰ってきまして、決勝戦だけはネットで見ました。ネットから投票したのは3連単。3着が外れました。ワッキーが3着に残ってほしかったですが、ちょっと調子が悪かったです。


なんども書こうと思ってやめたことで、今週ずっと考えていたことで、ツイッターに書いてみては投稿する前に消していたことですが、ここになら書いてもいいと思ったので、書きます。木曜日、田中が豊田駅のホームで電車を待っていたら、国立駅で人身事故があって電車が止まってしまいました。人身事故の交通混乱に出くわすのは、田中が東京に引っ越してきて2度目のことでしたが、すごいムカついて。


田中が精神の調子を崩しているのは、就職活動のせいだと思おう思おうとしていますがやはり、この誰かの死が田中の気分を沈めたのは事実で。勝手に死なないでくれんかね。田中は就労移行支援とやらに通い、なんとか生きようとしている障害者です。この数十年ずーっと、心のどこかで死にたいと思いながら生きている。そんなこと想像もできない人もいるでしょう。


バカみたいじゃないですか。死にたいと思いながら死ねずに生きてるやつもいるんですよ。そんな簡単に電車に飛び込まんといてください。ということが、どうしても言いたかったので書きました。きょうのレジャーの費用が余りましたが、なにに使いましょうか。

2019年1月27日日曜日

東京都日野市南平競輪愛好会活動報告


無職のおじさんはなんだかんだで忙しく暮らしております。失業保険が減額されない程度の内職をして少しの金を得るとともに知らない知識をどんどん溜め込んでいます。溜め込んだ知識はどこだか私の知らない場所で公開されインターネットの肥やしとなっています。インターネットの肥やしとなった代金を得ているのだと思うとよろこばしい思いがします。がこの内職は知識の収集をする趣味としておこなっているのです。発達障害者である私はこのようなフリーランスで生きることも場合によっては仕方ないと思いつつも、もういちどきちんと会社員をすることのほうに目標を置いています。ただ自分勝手に生きているだけの人生に果たして意味があるだろうかと、これはいろいろご意見もあろうところでしょうが。

一方で私は仕事をしていようがいまいが競輪観戦という公営ギャンブルが好きで、他のギャンブルはしないし興味がわかないので競輪選手はかっこいいなあとか自転車競争はたのしいなあとか競輪というもの自体に魅力を感じていることは間違いないのですがしかし、いましている内職とくらべたら競輪のほうがマネー目的が高いような感じがします。やはりそこは身銭を切っている以上真剣勝負となります。でも仕事ではなく娯楽であるわけですから、とつまり「たのしいこと」と「マネーを得ること」の関係についてもまた、考えるところが多いですね。

内職をやりはじめるといくらでも続けてしまうので、きょうは日曜日だし一日お休みにして競輪を見ましょうと何も考えず立川競輪場まで車で出かけたのですが立川競輪場に到着しましたら立川競輪場がお休みでした。そんなことがあるのです。きょうは松坂記念競輪G3の決勝戦の日なんですよ。そんな日曜日に休みますかなんで休むんですか? 

私がこれまで暮らしてきた土地ではそんな競輪大会の大事な時に休む場所がなかったので大変驚きました。富山競輪場は別の競輪場の券を毎朝7時15分から販売していましたから毎朝それを買ってから会社に行ったりしていました。こないだまで住んでいた山梨県は競輪場のない県ですが家のすぐ近くにある場外車券売場「サテライト双葉」は毎日日本全国どこかでしている競輪大会を見ることができ、競馬競艇オートレース競輪の公営4競技の券が一箇所で全部買えるというたいそうファンキイな施設でした。なんで立川競輪は開けば私のような無職のおじさんが集まるのにきょう閉鎖していたのかさっぱり理屈がわかりません。

立川競輪場近くのセブンイレブンに車を止めて、私の住んでいる東京都日野市南平から一番近い立川競輪場、の次に近い京王閣競輪場は開いているだろうかと調べてみたら開いていました。しかし京王閣競輪場の駐車場は1日800円~1000円かかるというのです。これもまた私にしてみれば驚きです。1月のはじめに立川競輪場で大きな記念競輪大会があることは競輪ファンなら誰でも知っているところ、私も引っ越してきてすぐ立川競輪場に特に意識もせず車で出かけたのでしたが立川競輪場の駐車場は無料なのです。そりゃあそうです富山競輪場だってサテライト双葉だって他にも車で行ったことのある競輪場は多いのですが伊東温泉競輪とか奈良競輪とか高知競輪とかいままで行ったところで駐車場で金を取られたことはなかったはずです。

だって競輪場には金儲けに行くのです。金儲けに行ってハムカツを食べてこのハムカツ代は私が労働した分で食べているのかそれともさっきのレースが当たった金で食べているのかとすっかり迷ってしまうこともしばしばです、が、ハムカツならまだしも駐車料金なんて払えるわけがありません。駐車料金をはらって予想がひとつも当たらなかったらとても笑えません。駐車料金を払って予想が当たって駐車料金がペイされたところでなんやねんということになるでしょう。そもそも立川だって京王閣だって車でなくても自転車で行けばよい距離かもしれませんが、きょうは休みと決めていたので京王閣競輪にきょう行くのもやめになりました。きょうの朝少しだけ頭をよぎっていたのです、立川競輪場まで自転車でいってみようかと。それで立川競輪場が休みだった時のことをかんがえたらもう私は競輪ファンをやめたかもしれないので、自転車で行ってファンをやめたほうがおとくだったかもしれないなあと思いました。

そんなこんなで競輪に集中する一日にするのはやめてスーパーで買い物をしてから家に帰り、インターネットで中継を見ながら投票をしたのは9、10、11、12の4レースでした。8コも投票せずにやり過ごしたのでおとくでしたね。9レースは近藤たつにいがあんな離れるかねとは思いましたが、伏見と林雄一が2番9番の「ニク」で来そうなレースでもあり、柴崎あっくんは外せないだろうと、こんな感じで買いましてさっそく的中。
10レースかなり人気が割れていて買いづらいことこの上ないレースでした。やはり2小倉9井上というのは別線ながら展開的に途中でならびそうなふたり。そして2929ボーイズ(松坂は各レース2番車9番車が強い人になることが多くまた29歳の競輪選手を優遇するという牛肉にとりつかれた競輪場です)の3ほりうちくんが気になるところでした。やっぱりほりうちくんは最後すごかったんですが、8かわむらこうじの番手まくりがそんな信用できないわと思った私ははずしました。松坂牛にとりつかれていたのはどうやら私のほうでした。買いすぎです。
11レース。これは順当にいけばわたなべゆーたというレースですが、今大会いまいちに見えましたからちょっと買いづらいなと。それで出走表をみていたら、これはもしかするとついさっきの10レースの836がもういちどくるんちゃうのん、と普段こういうことはあまりしないのですが、836をもう一度買ってみたりしました。8がまた番手まくりでほーらと思いましたが思っただけで当たりませんでした。
最終12レース決勝戦。地元ということもあり浅井康太に人気が集まるレースですが、それこそ立川記念で清水ひろとくんに負けるようじゃあなあと思ってでも外せはしないでしょうと竹内もいちおう。だけどほんとにこの大会で調子がよかったのは村上ひろゆきと野田源ですねということで、もうこれはわれながらおみごとな予想でした。大正解です。あそこでいつもならひろゆきのコースで野田源が走ることも多い印象があります。私の予想はむしろそっちの可能性のほうがある気がしていて、野田源が優勝ならけっこういい配当になるわえと思っていましたが、やはりこの大会はひろゆきのほうが調子がよかったということになります。調子がいい人はああやって外側をまわっても届くのです。それに対してイマイチの人はウチにさしこみます。野田源と浅井はそうしてからんでいましたね。
ということで松坂記念競輪はむらかみひろゆきが優勝となりました。表彰式で観客の中にこどもがいたようで「よかったねー」とこどもが大声でさけび、ひろゆきがこどもに手を振っているのをみて、ああ競輪ってほんとうに素晴らしいですねと無職のおじさんは泣いていました。きょうの投資は5100円、払い戻しが23090円、よい日曜日となりました。それではまたお会いいたしましょう。明日もまた涙を拭いて生きていきたいと思います。それではさようなら。

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