2019年5月16日木曜日

朝の特別列車に乗ろう

9時半に池袋に到着すればよい田中は最近、7時半には池袋にいる。決まっている予定はできる限りはやくしたいという衝動が抑えられないのだと思う。昔からそうだった。しかし、いまの田中にはそれとは別の理由がある。


写真は、田中の家の前の京王線南平駅、を5時43分に出発する、各駅停車本八幡行の車内の様子である。この電車の新宿駅到着は7時01分だ。また、調べてみるとこの電車は、京王八王子発5時35分の電車である。ご覧の通り、この電車だけ椅子がふかふかで、一人分の座席が広いのだ。

この電車は、京王線をご利用の方ならご存知、と言いつつご存知なだけで乗ったことはない人が多いだろう「京王ライナー」の車両だ。田中も乗ったことはない。いつも追い抜かされている。「京王ライナー」として運転しているときは、座席が新幹線みたいな向きになっている。「京王ライナー」は運賃とは別に400yen払って乗車する指定席タイプの電車で、コンセントが使えたり車内wifiが使えたり、停車駅も少ないから早く到着できたり、とても豪華な列車だ。

しかし、そうした特典はない、ごくふつうの早朝の各駅停車が、なぜか毎日この座席で運行されている。たまたま朝早く家を出た日にそれに気づいてからは、毎日田中はこれに乗っている。本八幡に用事があっていくのだろうか。または他にも「京王ライナー」が普通電車として使われる便はあるのだろうか。このすぐあとの時間帯、すなわち通勤の満員電車では、このタイプは乗員効率が悪すぎて使えないだろう。客がある程度の時間帯だから、特別列車はゆったりできている。

南平駅ならば7時近くでも各駅停車で席に座れるが、隣の人とのあれがかなりストレスだ。この電車は二人掛けだが、一人分の幅がかなりあるので、ほんとうに楽である。ドア近くの端に座ると、バッグを置くスペースもあり、かなり読書がはかどる。田中のように早起きが苦痛でない京王線のみなさんは、この電車をつかまえてみてはどうだろうか。

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