2019年6月2日日曜日

ドライブするためのチェックリスト


学校の先生は何でも知っています。田中が「日々の精神状態をチェックする記録簿のひな型みたいなものを探しています」と言ったらその場で「じゃあこんなのはどうですか」と言われたそれが、ちょうど田中のイメージ通りでした。

神奈川県川崎市が精神障害者の就労定着のためのセルフケアシートとして開発した「K-STEP」というものがあります。リンクから川崎市のホームページに行きますと、実際のシートをダウンロードすることができます。就労定着の面談の時に、障害者と職場の上司がこのシートをみて話し合いができるようにと作られたもののようですが、よくできているので、障害者が自分自身の傾向を把握し、把握するだけでなく良い方向に精神をしぜんにドライブするようにできていて、まさしくセルフケアのシートになっています。

田中は6月1日、つまり昨日から、K-STEPタイプ1を記入しはじめました。「良好サイン」「注意サイン」「悪化サイン」のそれぞれの項目は、自分にあうサインに書き換えてから使い始めます。また、田中の場合は、一日に3回も記入している暇がないので、朝昼晩の枠を撤廃して、毎日1回の振り返りをすることにしました。そうして精神の兆候(サイン)をつかまえたうえで、「セルフケア」の項目を実施して、精神状態をフロー方面へドライブしていきます。

飲食店のトイレ掃除の確認チェックとか、ああいうチェックリストはただチェックするだけのものになりがちです。しかしK-STEPはチェックしたことで次の方策をしぜんに考えるように設計されているところが、たいへんすぐれている、のではないでしょうか。まだ2日チェックしただけのユーザーの、希望的観測を多分に含んだ感想ですが、先日来田中がこうしたシートをさがしていたことについて、楽しみにしていた方がありましたら、ぜひ一緒にK-STEPをやりましょう、とお誘いいたします。

0 件のコメント:

コメントを投稿

田中はにわのツイッターもよろしく