2019年7月7日日曜日

駒場東大前散歩

以前、毎日の気分を表にチェックする方法を紹介しましたが、それからの数週間、月曜日から金曜日まで学校に行って、土曜日になると何をしたらいいかわからなくなってしまい気分が沈むということが続いていたため、今週はそれに備えて事前に計画を立てて、無理やりにでも出かけることにしたら、今週末はずいぶん気分よく過ごしています。学校に行くために毎日新宿駅を通るのですが、新宿駅にはいろいろな美術館のポスターが掲示されており、いちばん興味のあるものに出かけました。


日本民藝館は田中の住む南平から京王線を使って、駒場東大前駅からすぐの場所にあります。現在の展覧会は「食の器」。柳宗悦(1889-1961)民藝運動の基本編みたいな展示会で、眺めていると心が落ち着きます。普段使いの食器の美しさは特に、柳家で実際に使用されていた器の展示に感じることができました。民藝品には基本的に解説などがなく、ただそれを眺め、実際には使うことで美を感じるので、理屈がないからここに書く事も特になくて困るのですが、料理が載ってるさまを思い浮かべたりして、のんびり過ごしました。障害者手帳を使うと入館料は500円です。


日本民藝館のすぐ近くには、加賀藩主前田家の洋館邸宅が無料公開されており、ここも見学してきました。さらに近くには日本近代文学館、もちろん東京大学があり駒場博物館もありますが、昨日は疲れていたので、前田邸のなかでソファに座って本を読んで帰ってきました。見学者がそれほど多くないので、良い場所を見つけて本を読むのはおすすめの過ごし方です。読んだ本の感想はまた別の記事にしたいと思います。


0 件のコメント:

コメントを投稿

田中はにわのツイッターもよろしく