日本民藝館は田中の住む南平から京王線を使って、駒場東大前駅からすぐの場所にあります。現在の展覧会は「食の器」。柳宗悦(1889-1961)民藝運動の基本編みたいな展示会で、眺めていると心が落ち着きます。普段使いの食器の美しさは特に、柳家で実際に使用されていた器の展示に感じることができました。民藝品には基本的に解説などがなく、ただそれを眺め、実際には使うことで美を感じるので、理屈がないからここに書く事も特になくて困るのですが、料理が載ってるさまを思い浮かべたりして、のんびり過ごしました。障害者手帳を使うと入館料は500円です。
日本民藝館のすぐ近くには、加賀藩主前田家の洋館邸宅が無料公開されており、ここも見学してきました。さらに近くには日本近代文学館、もちろん東京大学があり駒場博物館もありますが、昨日は疲れていたので、前田邸のなかでソファに座って本を読んで帰ってきました。見学者がそれほど多くないので、良い場所を見つけて本を読むのはおすすめの過ごし方です。読んだ本の感想はまた別の記事にしたいと思います。
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