2019年7月16日火曜日

お祈り上等


きょうもまた1社からお祈りメールが来たのですが、うまくいっている話が消えたのとは違うので、将来が定まってきたと、良い方に考えたいと思う就活おじさんです。きょうは転職活動中にぴったりの本を読みましたので紹介しましょう。

タイトルからしてその通りといわざるを得ない、有無を言わせない感がありますが、海老根智仁『会社を替えても、あなたは変わらない』ですって。学校の教育に従って真面目に転職活動をしていると、本当にそう思います。自分がまずあり、それにあう会社を選ぶのです。田中は次の会社で4社目となるはずですが、はじめて自己分析をきちんとやって職を選ぼうとしているので、うなづくところも多い本でした。
つまり、自分の強みを実現するフィールドとして会社選びをするのであって、会社選びをしてから、そこで自分の強みは生かせるのだろうかと考えるのは順番が間違っているということです。
田中は障害者として生きていくことを決めました。一般枠から障害者枠にチェンジすることで、「障害特性」なるものを会社に説明しなければならないことにはじまり、では自分の強みは逆に何なのかを考えてみると、これまでいかに自分に無理をして仕事をしてきたかがよくわかります。通常ならば、だからといってこれまでの職歴を無視して、ほんとうに自分にあうのはこっちでした、とキャリアチェンジをするのはなかなか難しいことですが、障害者になる、ということで、その枠は案外簡単に飛び越えられます。

障害者の中でも田中は、チャレンジ精神が旺盛であります。でなければ、いままで工場や農家で働いていたのに、急に事務職なんてできません。しかも田中は障害の特性上、どうも事務職の方があっているのです。書類選考で職歴を重視する会社は、そんなおじさんはいりませんとお祈りするのですが、チャレンジ精神と自己分析をきちんと評価してくれる企業様も、この世の中にはあります。そういう会社に勤めなければ意味がないのですから、お祈り上等です。

自分を買ってくれる企業にきちんと採用されるように、この先もしばらく自己分析をさらに進めていきたいと思います。去年の秋に前職を辞めたのですから、1年が経とうとしています。が、この一年は無駄ではなかった。また、ここに至る職歴すら無駄ではなかったと評価してくれる会社に田中は勤めたいと思います。

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