2021年6月19日土曜日

たんじゅんな人間の夜明け

 


きょうは雨が降っていたが、傘を持つのが面倒で、濡れて歩いた。暑くも寒くもなく、ちょうどいい気温だった。フレッシュネスバーガーは空いていた。先週もちょうど同じ時間に、フレッシュネスバーガーで、同じセットを食べたことを思い出した。先週は入口のキワのカウンター席しか空いていなかった。きょう空いているのは、雨が降っているからだと気づいた。雨に濡れないように、家から出ない人が多いのだと思ったら、なんだ、人間もあんがい単純なものだな、と思った。


 フレッシュネスバーガーで本を読んで、感想を読書メーターに入れた。なんでも飽きてしまう性分だが、かろうじてTwitterと読書メーターだけは続けていた。過去の読書メーターの投稿にイイネがついていた。その投稿が、過去のこのブログの記事へのリンクだった。自分のブログを久しぶりに読み返した感想は、いまの自分には書けない、というものだった。2年近く過去の自分と現在とでは、中身が全く変わっていると思った。

 ブログを放置した期間は、仕事しかしていなかった。あとは東日本大震災か地下鉄サリン事件か和歌山カレー事件についてのYouTubeを繰り返し見て暮らしていた。事件の緊迫感とほの暗さが気分だった。途中で人類は新型コロナウイルスに襲われ、仕事はテレワークになった。しかし東京都の3回目の緊急事態宣言はあした終わる。いずれ4回目もあるだろうがもはや完全に用をなさず、ワクチンが広まって、未曾有の騒動もいつしか有耶無耶になるんだろう。

 このブログは、健常者が障害者になった、というところで第一章が終わり、放置されたが、またなにかを考えてみよう、ときょう思った。なにも書くことがなくなるから、つい読書感想文が増えていった第一章だが、こんどは読書メーターときっちり峻別して、ここにはふつうの日記を書きたい。なにを考えて生きたのかを記録したい。いま、また、生きる気力がわいてきている。

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